国民的アニメとして知られている「銀魂」や、2021年10月に映画化した司馬遼太郎の作品「燃えよ剣」で耳にする「バラガキ」。
実はこれ、新選組副長の土方歳三の異名なのですが、なぜ彼がそう呼ばれていたのか気になりますよね。
そこで本記事では【土方歳三がバラガキと呼ばれていた理由】についてご紹介します。
彼が登場する作品もまとめているので、気になる人はぜひチェックしてみてください!
土方歳三の異名・バラガキとは?
「バラガキ」は土方歳三が幼少期に呼ばれていた実際のあだ名です。
イバラのような刺々しい性格をしている・イバラのような場所でもためらうことなく突き進んでいく性格をしていることから、そう呼ばれるようになりました。
故郷である多摩・石田村ではバラガキとして名を轟かせ、武道に興味を持ちはじめたのちに、新選組の局長となる近藤勇と知り合います。
新撰組の時代では「鬼の副長」が有名ですが、身内のなかではバラガキと呼ばれ続けていたとも言われていますよ。
単なる暴れ馬ではなかった土方歳三
バラガキとだけ聞くと、新選組に入るまでは手が付けられなかった暴れ馬なのかと思われがちですが、実は剣術に長けていたうえに とても頭の切れる人物でした。
故郷では、近所のお葬式に参列者した人の履き物を間違うことなく玄関に並べたり、剣術をするための決闘場所の地図を苦なく描いてみせたり、戦術を練るのも上手だったとか…
新選組のNo.2になるだけあって、その文武両道の活躍ぶりは目を見張るものがありますね。
ブレることなく信念を貫き続け、短命ながらも人生を駆けぬけた土方歳三の作品は以下でまとめています。
土方歳三が主人公の作品
【小説・映画】燃えよ剣:著・司馬遼太郎
【小説】歳三往きてまた:著・秋山香乃
【小説】バラガキ-土方歳三青春譜:著・中場利一
【漫画・アニメ・映画】ゴールデンカムイ:著・野田サトル
【ゲーム・アニメ】薄桜鬼~新選組奇譚~
【漫画】ちるらん 新撰組鎮魂歌:著・橋本エイジ
どれも土方歳三好きにはたまらない作品ばかりですよ。
まとめ
今回は【土方歳三がバラガキと呼ばれていた理由】についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
バラガキは「オリジナルで作った異名でしょ?」と思われがちですが、実は本当に呼ばれていたあだ名だったんです。
意味を理解できれば土方が主人公の作品もさらに楽しめること間違なしなので、上記のおすすめ作品と併せて、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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